キュー  「今回は2回目の回避カードについて。司会は私キューと」

ミラー  「ゲストはボク、ミラーだよ」

キュー  「カードバトルする時、回避カードって大事ですよね」

ミラー  「うん。ダメージをただ防ぐためだけじゃなくて、ガッツダウン技を防ぐのにも重要だね。
      ガッツがなかったら、攻撃はできないからね」

キュー  「それじゃ、回避カードが多いモンスターは強いですね」

ミラー  「そうでもないんだ。
      回避カードが多くても、集中のカードや回避不可技で簡単に倒されることは多いよ」


キュー  「じゃあどういったモンスターが強いんでしょうか?」

ミラー  「ずばり言うと、モッチーだね。『転がる』の回避カードは1ガッツだから集中を使われても大丈夫だし、
      回避不可技を使われても、『まるまる』で防御できるし。
      だから、モッチーが相手チームにいる時は、逃げられる可能性があるから、
      ガッツをいっぱいためて、早めに大技で倒しておいて方がいいよ。他にも倒し方はあるけど、それはまた今度ね」

キュー  「回避カードって出すのが難しい時ありませんか?
       例えば、ガリの『ふせる』はガッツが3もいりますよね。
       あの後、ガッツが足りなくて攻撃できない!ってことがよくあるんですよ」

ミラー  「そうだね。だから、回避が苦手なモンスターはあんまり回避カード使わなくてもいいと思うよ。
      切り捨てるモンスターも必要さ」

キュー  「なんだかヒドイですね」

ミラー  「ヒドイけど、最初のうちはモンスターカードを持ってなくて、
      いろんなチームを組めないからそういうモンスターがいても仕方ないよね。
      そういうモンスターは、全体カードなんかで補ってあげるといいよ。
      でも、切り捨てない時も必要なんだ」

キュー  「それはどんな時ですか?」

ミラー  「ドロー勝ちとか狙ってる時かな。一撃に有効だよ。速攻と、逃げにはあんまり意味無いけど。
      ライフが後1しか残って無くても、回避カードを使うのさ」

キュー  「1なら倒されたのと同じような気がしますが……。大事なことなんですか?」
      
ミラー  「うん。もし相手のチームにゴーレムがいたとすると、
      ゴーレムの技の中で一番ガッツが低いのは3ガッツの『でこぴん』。
      だから、相手は逃げられたモンスターにもう一回技を当てるためには、
      3ガッツのためのカードを3枚と、『でこぴん』のカード1枚の計4枚が最低でも必要なんだ。
      それだけでも、どれだけドロー勝ちに有利になるか分かるよね」

キュー  「ドロー勝ちって嫌いな人割といますよね。ミラーさんはどうですか?」

ミラー  「ボクも嫌いな方だな。でも、ドロー勝ちも勝ちの内だからね。使って悪いことは無いと思うよ。
      でも、次の自分のターンで確実に相手をしとめられるって分かってる時は、
      無理に回避カードを使う必要は無いよ」

キュー  「ありがとう、ミラーさん。回避カードは使い時が必要ってわけですね。
      それでは今回はこの辺で失礼したいと思います」

ミラー  「ボクの方こそありがとう。それじゃ、また次回ね!」